卵管の異常（つまりやねじれ）を調べる「卵管造影」という検査を受ける。異常がある人はかなり痛むこともあるらしいが、私は特に異常なし。それでも卵管造影の直後は管が通りやすくなり、非常に妊娠しやすい状態となるそうだ。先生も「頑張るように」とおっしゃる（笑）。

次回受診日、何と妊娠発覚！　反応がプラスになった時は、さすがにじわっと来ましたよ。それにしても、やれやれ、この１年半出来なかったのはいったい何だったのだろうか？？　という感じだが、まだ子宮内に着床したのか確認できず、次回に持ち越し。一週間後、子宮内に着床を確認。

体温が上がっているせいか、お通じが悪くのぼせ感が続く。出来た喜びは一瞬。流産などの心配が頭をよぎり、夜も眠れないほど情緒不安定に。２月はAccess講座受講中だったが、満員電車での通学がかなりおっくうになる。

いよいよ悪阻がひどくなる。食べられない、食べても戻す。胃の中に何もなくてもトイレとお友達、ひどい時は水さえ受け付けない、食品の臭いをかいだだけでもう我慢が出来ないetc・・・代表的な症状の繰り返し。普段と違うものが食べたくなると言うが、確かにある特定の品物がどうしても食べたくなる。しかしそれも２、３日後には違う特定の物が食べたくて仕方がなくなる・・・の繰り返し。とある田舎の特産品が我慢できず、通販で購入したことも。世の中便利になったものだ・・・。

双方の実家への報告はもう少し流産などの危険が無くなってからと思っていたが、とても食事の用意が出来る状態ではないので、SOS。私自身はどうにでもなるが、外食嫌いの旦那の食事はどうにかしなければ・・・結局、双方の実家（旦那の実家は徒歩５分、私の実家は車で２０分）におんぶにだっこの状態となってしまった。

GW明け、ようやく回復し、普段通りの生活が出来るようになる。それでもまだ特定の食品は受け付けず戻したり、週に一度くらいは症状が完全にぶり返すなどの繰り返し。生むまでだめな体質のようである。

妊娠１８週目、初めての胎動。最初は腸が動いているのかと思った（笑）。

６月最終日から７月にかけて、夏休みと称して北海道旅行へ出かける。さすがに海外は緊急の事態に対処できないだろうと断念、２０年ぶりの北海道を堪能しました。海外旅行は子供が自分で自分の面倒を見られるようになるまでお預けですね・・・。

少しは運動しなければと思うが、エレベーター無し４階の自宅から、一歩でも外に出るにはかなり覚悟がいる（一度出かけてしまえば鉄砲玉なのは昔からだが）。家の中でも家具によくぶつかるようになったし、外でも正面から来た人をなかなか避けられない。妊娠中毒で入院することを思えば、これくらい何でもないことなのだろうが・・・。

3７週目の検診で、突然「赤ちゃんが小さいから機械をつけて心音を取ってください」と言われる。先週まで「順調です」だったのに！　ＮＳＴという機械をお腹につけ、波形が紙に印刷されるのをボーっと眺めながら待つこと１時間以上・・・赤ん坊の心音は問題ないようだが・・・。看護婦さんが波形を何度も確認に来る。もう２時間近くこの状態なのに、まだかかるのかしら・・・。