朝食はシリアルとヨーグルトで軽く済ませ、チェックアウト。スーツケースを預かってもらう。外は昨日ほど寒くはない。少し日が差して、お昼からは暖かくなるかも・・・。テアタープラッツから市電に乗ろうとしたら切符の自販機が見あたらないのでポストプラッツまで行く。１日券を買って、４番の市電に乗る。およそ３０分、ああ、戻ってきたなあ〜ラーデボイル。駅前で工房へのお土産にお菓子を買う。
朝、調子がよい訳ではないが、動けないほどではない。今日はいよいよ帰国の日、何が何でも日本行きの飛行機に乗ってしまえばこちらのものだ・・・。
朝食はシリアルとヨーグルトで軽く済ませ、チェックアウト。スーツケースを預かってもらう。外は昨日ほど寒くはない。少し日が差して、お昼からは暖かくなるかも・・・。テアタープラッツから市電に乗ろうとしたら切符の自販機が見あたらないのでポストプラッツまで行く。１日券を買って、４番の市電に乗る。およそ３０分、ああ、戻ってきたなあ〜ラーデボイル。駅前で工房へのお土産にお菓子を買う。
工房に入ろうとしたら、丁度オーナーが出てきてご挨拶。先生とOさん、それから一人ホビーペインターの方がいらっしゃいました。挨拶して、焼き上がりを見せてもらう。うわ、綺麗に焼けてる〜、金も滑らかに入って、先生ありがとう、って感じ（笑）。今日はもう、絵の具を作っている時間がないので、ホビー用のを分けてもらって、蝶々とてんとう虫に色を入れる。勝手が掴めないのとOさんとお喋りしてしまったので、１時間以上かかってしまった・・・。途中、オーナー奥さまがやってきてご挨拶。「マイセンはどうだった？ うちの方が良いでしょ！」と自信ありげでした（笑）。
昼食はどうするかと聞かれ、迷惑でなければ食べていきますとOさんに伝えてもらうと、「今日はマカロニよ〜」とのお答え。嬉しい。
蝶々のあとは小花の練習。とても焼成まで行かないけれど、せっかく来たのだから描かせてもらう。それでお昼になってしまった。２時にはここを出たいといっておいたので、精算などもあるしOさんも帰ってしまうので、お昼からは描かずに先生の作業を見せてもらうことになった。
Oさんはお昼を食べずに帰ってしまうので、たくさんお礼を言ってお別れした。本当に本当に、Oさんがいなかったらこんなに楽しい毎日にならなかったと思う。本当にありがとう。
お昼ご飯のあと、作品３点とOttさんの商品を一つ買い、航空便で送ってもらう。送料と金彩代などを含めてお支払いする。送料は５５ユーロほど、４kgまでのパッケージ料金です。先生は新商品の見本を作っていて、淡い色調のマーガレットの小花を散らしたケーキ皿とカップ＆ソーサーを描いている。描き終わるとオーナーに見せて、許可を取っていた。けっこう制限があるんだろうか・・・。
あっという間に２時過ぎです。オーナーご夫妻と盛大にお別れして、先生と一緒に工房を出る。出たところで先生ともお別れ。本当に、５日間（＋今日）、色々お世話になってありがとうございました！
市電に乗ってヒルトンホテルへ帰る。小一時間かかって帰り着き、荷物を受け取る。念のためエアポートバスはないか聞くが「無い、ノイシュタットから電車で行ってくれ」とのお答え。やっぱりね。ノイシュタットまでタクシーにしようかと思ったけど、時間もまだあるし市電にしよう。ガラガラ言わせてスーツケースを引っ張る。お、重すぎる・・・無理にガタンと段を落としたら、なんか、引っ張るためのバーが歪んでしまった・・・や、ヤバイ、買ったばかりなのに。
１１番の市電に乗ってノイシュタット到着。市電を降りた瞬間に、今日は一段と雰囲気が悪く、駅前で酒瓶片手に客に絡むアル中オジサンの姿・・・うわ、こわ！ 重い荷物を持って少し迂回する。奥にDBの職員が立っているから、よっぽど何かあれば助けてくれるだろうけど・・・中にはいると、空港行きの電車は３０分近く先までない。ああ、早く着きすぎたかな。なんか小腹も空いたので、キオスクでおやつと水を買ってベンチで一服。実家に電話して「今日帰るから」と連絡しておく。
昨日が寒かったせいなのか、とにかくビール缶片手にフラフラしているオジサンや若いお兄ちゃんお姿が目立って、ちょっと雰囲気悪いな〜って感じでした。
発車１０分ほど前になってホームへ上がる。何度目かで荷物用のベルトがあるのは気づいていたので試しに乗せてみるが全く動かない。なんだよ、もう。仕方がないのでどっこらしょと持ち上げようとしたら、カップル連れの彼の方が親切に持ち上げてくれた。ああ、ありがとうございます・・・最後にまた人の親切に触れてしまった。
しばらく待つと、「エアポート」と車体に書かれた列車がやってきた。あれ？ 私の乗る電車の前に、同じホームにマイセン行きが来るはずなのに・・・遅れているみたい。中央駅より手前で何かあったのかな。私の乗った電車はほぼ時刻通り発車。空港までは２０分ほど、来た時と同じコースで空港に到着。早速出発エリアに上がり、免税手続きをする。オフィスがどこかわからなくて、ルフトハンザのお姉さんに聞いたら、「そこだけど、電話して呼ぶのよ」と教えてくれた。書かれた番号を押すと、ややあって男性が出る。「税関のスタンプが欲しい」と言ったらしばらく待つように言われ、オジサンがやってきた。この空港から直接EUの外に出る人は少ないんだろうね。かなりじろじろ見られ、免税品はどっちの鞄に入っているんだとか色々聞かれたが、無事スタンプゲット、そのままフロア反対側のタックスリファウンドのカウンター（旅行会社が兼ねている）で現金の払い戻しを受けた。その後チェックインして、無事成田までの搭乗券をゲット！ それにしても、荷物の重さに我ながら呆れかえった・・・航空券には勿論２０kgまでと記載されているが、かーなーりオーバーしている。カウンターのお兄ちゃんはお茶目に笑って「見なかったことにしてあげるよ」とウインクしてくれた。ああ、助かった、ありがとう・・・。
出発２時間前を目指して空港に来たが、これでは１時間前でも余裕だったかな。このまま国際線に乗り換えるとは思えないほどゆったりしている。フランクフルトの厳重さが嘘のように、そう言えばX線のチェックって受けなかったな、大丈夫なのかしら。
まだかなり時間があるので、出発ロビーへは入らずショップを覗いて・・・と言っても建物は新しくて綺麗だが、規模は日本でもかなりの地方空港レベル。５分もあれば覗き終わってしまう。展望スペースに登って、ベンチでボーっとする。離発着の案内をアナウンスしていて、親子連れなどはそれを聞くとわ〜っとその方向へ駆け寄っている。家族全員で空港に遊びに行く、飛行機を見に行く、という娯楽がまだ生きているらしい。そう言えば私も小さい頃はよく厚木だの羽田だの連れて行ってもらったっけ・・・。
展望ロビーでアマチュアカメラマンの写真展をやっていたのでそれを見て、出発ロビーに入る。入る時、X線検査は勿論だが、荷物ダグをバーコードで読みとって乗客のチェックをしている。なるほど、機内預け荷物で問題が出た場合、ここで通せんぼになる訳だ。難なく通過して、中へはいる。中にもショップがあるが、大した量ではない。
あっ、ネットブース発見！ 綺麗だし空いているし、いいじゃん、これ。でもやっぱり日本語の表示も表記も出来ないけどね・・・それでも暇つぶしに友達へメールを書いて、３０分ぐらいそうしていたかな、小銭が無くなったので終了！ お茶でも飲もうか〜とカフェに行こうとすると、目に付いたのがルフトハンザの無料喫茶コーナー。待合室の至る所にあって、珈琲紅茶が無料で飲める。へええ、こんなサービスあるんだ〜。紅茶を入れてほっと一息。良く見るとベンチにマネキンが座っていたり、なんか、この空港ちょっと面白いかも・・・。
３０分前にゲートへ行くが、なかなか搭乗が始まらない。１０分ほど過ぎてようやく搭乗、おお、噂に聞いていた革張りシートだ！ いいじゃん、結構座り心地がよい。１００人乗りかそこらの小さな飛行機。それでもビジネスクラスがちゃんとあって、飛び立つ前からサービスにかなり差がある。いいな〜。英語でウェイティングのアナウンス。すきすきの空港なのに管制塔から待つように指示だって？ なんだろうね。
いよいよ飛び立つ。ああ、長かった１８日間・・・さようならザクセンの地・・・。
小さい飛行機だからか結構揺れる。上り下りに時間をかけているせいかな。そもそも１時間半しか乗り換え時間がないのに、結局３０分ほど遅れてフランクフルト空港に到着。とんでもない、ターミナルの一番端っこじゃないかよ、ここ。動く歩道を小走りで、延々トランスファーの指示に従って進む。ようやくスカイライン乗り場にたどり着き、二つ目の停車場で降りる。ああ、やっとJALのターミナルに着いた・・・スカイラインを降りるとセキュリティチェック。やっぱりここの空港は厳しくて、Gパンのボタンでピーピー鳴っていた。出国審査はノンEUパスポートのゲートが開いていなくて、確認するとEUに並べという。若いお姉ちゃん審査官にスタンプをもらって無事出国。すぐにJALのカウンターが見えたので、念のため席の確認をすると、今日はほぼ満席だという。あ〜、混雑しているのが嫌でワザワザ平日の飛行機にしたのに、なんてこったい・・・具合も悪いし、ちょっと厳しいな、これは。
免税店も店じまいを始めているし、時間もほとんど無いのでのんびりもしていられない。ドレスデンの空港で払い戻された税金を円に換金してしまう。小銭がせいぜい５ユーロほど残ったので、店じまい中のキオスクで猫のカレンダーを一つ買い、それでも残った小銭は仕方ないからまだユーロを見たことのない旦那へのお土産。搭乗が始まったが、最後に乗ろうとのんびり待つ、乗り込むと、確かに満席だわ、これは。私は４人掛けの通路側を取ってあったが、真ん中二つに二人連れのお姉ちゃんが座っている。男性なら立つ回数も少ないが、女性だと気を遣わなければ・・・。隣のお姉ちゃん、愛想が無いなあと思ったら、実は日本人ではなかった。ところが見た目は日本人と変わらないので、スッチーがガンガン日本語で話しかけ、ちょっと可哀想。ドリンクなども「ホワットイズディス？」って小さい声で聞くから、スッチーには聞こえてないみたいだし・・・食事時に椅子を戻せと言うのも何度言っても通じないのは当たり前だが、最後にはスッチーがかんしゃく起こしそうになっていて、仕方がないので「日本の方じゃないみたいですよ」と教えてあげると、ようやくエッて顔をして英語で言い直す。なんか、今日のスッチーは年齢層高いし化粧が濃い人が多いし（笑）、ちょっと我慢気のない人が多いし・・・乗るたび私の中のJALの株が下がって行く・・・それでも、他の航空会社よりは良いこともよく解っているからやめられないんだよね。
とにかく体調が悪いとあって、なかなかゆっくり出来ませんでしたが、なんとか無事成田へ帰り着きました・・・。
荷物を持って、外へ出る。残ったユーロのT/Cと、念のため作っておいた円のT/Cを現金化する。NEXの時間を見ると、新宿行きがすぐにある。実家に寄ろうと新宿行きを買い、２階へ上がって郵便局で換金した現金を預ける。地下へ移動しコンビニでおにぎりとお茶を買い、電車に乗る。新宿までは良かったのだが、ちょうど平日のラッシュにひっかっかてしまい、ロマンスカーが取れない。困った・・・１時間も待つのが嫌なので、急行に乗る。座れたから私は良いが、すみません、荷物が大きくてごめんなさい・・・そんな感じで何とか電車を降り、スライドを現像に出して実家へ向かう。とにかくお土産と借りたものだけ出して、父に家まで送ってもらう。またもスーツケースをひっくり返し、お土産を持って今度は旦那の実家へ。私がいない間、旦那のご飯など、全てお世話してくださったのです。いの一番にお礼に伺わなければ！ ・・・と言いつつ、ここで夕食をごちそうになって（笑）、旦那の帰りを待つ。結局、自分の家に落ち着いたのは日付かわって１６日になってから・・・あああ、疲れた・・・。
これでやっと、１９日間の研修旅行が終わりました。
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